ペンパルは「東山動植物園」が発祥だった!
2025年6月14日、JPペンフレンドクラブ(JPPFC)の発祥を記念したイベントがクリエイティブガレージ星が丘で開催されました。本記事はそのイベントレポートになります。
みなさん、ご存知でしたか?ペンパル文化はなんと名古屋が発祥。しかも場所は「東山動植物園」が発祥だったことを。星が丘に残る素敵な文化ですね。そんな驚きから始まったイベントでした。



生花を使った、「押し花ハガキづくり」ワークショップ
本イベントでは、押し花を使ったレターづくり体験が行われました。
ガーベラやバラ、ミモザなどの押し花をつくる体験です。参加者それぞれが自由なレイアウトでデザインを楽しみながら、押し花を仕上げていきます。子どもから大人まで、世代を越えて楽しめるプログラムでした。
とにかくあっというまで笑顔が溢れる時間でした。





東山動植物園には、JPPFCの節目ごとに植えられた記念樹があります。
発祥であるため、東山動植物園には、JPPFCの節目ごとに植えられた記念樹があります。
ミミママダレ(35周年)
タラヨウ(40周年・葉の裏に文字が書けることで有名)
キガンピ(60周年・和紙の原料)
70周年記念碑の新設も行われています。
ぜひ入場の際には石碑もありますのでみてみてください。
名古屋から始まった「文通文化」
JPPFCのルーツは、**1949年(昭和24年)6月5日に名古屋で発足した「郵便友の会」**にあります。
当時、平和や国際理解を願う若者たちが、海外へ手紙を送ることで交流をはじめたこの運動は、後に全国へ広がり、今日のJPPFCへとつながっています。
日本の“ペンフレンド文化”はここから始まりました。
その原点に立ち返る今回のイベントは、世代を越えて手紙の力・つながる力を見つめ直す機会となりました。スタッフの私も子供の時にはペンパルをしてました。お手紙が返ってくるをワクワクしながら待ったものです。
詳細は公式ページからもご確認ください。
https://www.pfc.post.japanpost.jp/history/index.html
おわりに
今回のイベントを通して、クリエイティブガレージ星が丘もまた「地域と文化が交差する場」として新たな役割を果たせたことを嬉しく思います。
手紙という小さなコミュニケーションが、どこまでも広がるつながりの原点になる——
そんな“はじまりの場所”として、これからも地域の学びや交流を支えていきたいと思います。


