1. はじめに

2026年2月3日(火)、
クリエイティブガレージ星が丘にて
「読んで呑んで語る夜 page2」を開催しました📖🍷

前回の開催後、
「楽しかったです」「また参加したいです」
そんな声が、ぽつぽつと届いていて。

page2は、その余韻のつづきの夜。

また会えた人も、はじめましての人も、
お気に入りの一冊を手に、同じテーブルへ。

本はひとりで読む時間もいいけれど、
誰かと語ると、思いがけない景色がひらきます。

それぞれの“好き”を持ち寄るうちに、
少しずつ人柄がにじんでいく——

そんな、静かであたたかな夜になりました🌿

#それぞれの物語が交差する、page2の特別な一夜


2. イベント概要

  • イベント名:読んで呑んで語る夜 page2

  • 日程:2026年2月3日(火)

  • 会場:クリエイティブガレージ星が丘

  • コンテンツ:推し本LT(ライトニングトーク)+交流タイム

  • 目的:本を通じて、人と人がゆるやかにつながる場づくり


3. 推し本LT

今回のLTでは、6名の方が
それぞれの“推し本”を紹介してくださいました。

印象に残ったのは、
どの発表も「要約」で終わらなかったこと。

・その本と出会ったときのこと
・読んでいた頃の自分のこと
・いま改めて感じていること

本の紹介だけでなく
その人の時間を、少しだけ分けてもらったような感覚でした。

📖 |「ときめき」を口に出してみるところから

#『片づけの魔法』が教えてくれた「ときめき」の視点

「みなさん、最近ときめきありましたか?」

その一言で、会場の空気がふっとゆるみます。
すぐに浮かぶ人、少し考え込む人も。

それぞれに、自分の日々をそっと振り返っている
そんな空気が流れていました。

そして、紹介されたのは
近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』。

“掃除の本”だと思って読み始めた一冊は、
いらないものを探すのではなく、
ときめくものを残すという視点を教えてくれたそうです。

話を聞きながら、
自分の暮らしや選び方を、
そっと見つめ直す時間になりました。

📖 |そばに置くための一冊

#お守りのように寄り添う「グリーフケア」の本

祖父を亡くした経験から出会った、グリーフケアの本。

本を読む習慣のなかった祖母のために、
「言葉が強すぎない、読みやすい本」を探し、
Kindleで偶然見つけた一冊だったそうです。

そこには、さまざまな喪失を経験した人たちの言葉が綴られていました。

「お守りとして、持っていてほしくて」

そう言って祖母に渡したところ、
祖母は実際にその本を読み
静かに涙を流してくれたといいます。

本は、読むものだけではなく
想いをそっと手渡すものにもなる。

そんなことを感じさせてくれる温かな時間でした。

📖 |言葉を「聞く」時間

#詩的な物語が紡ぐ、命の循環と記憶の物語

次の方は、詩的な作品を朗読というかたちで紹介。

小さな木の一生を通して描かれる、
命の循環と記憶の受け渡し。

朗読が始まると、会場は自然と静まり、
声の揺れやページをめくる音まで、やわらかく響いていました。

亡くなった人は、
誰かの思い出の中で生き続ける。

言葉を「読む」のではなく、
耳と心で受け取る時間へと変わっていきました。

📖 |読む量ではなく、どう関わるか

#15年の月日を共に歩んだ「友達みたいな本」との関係

「実は、そんなに本を読むタイプじゃなくて」

そう前置きしながら語られたのは、
本と、気負わず、でも長く続いてきた関係のこと。

15年前、古本屋で偶然手に取った
伊坂幸太郎さんの『魔王』。

物語を通して、
「自分だけが特別ではない」という感覚に出会ったこと。
また、複数の物語がつながる構成から、
出来事はあとから意味を持つこともあると気づいたそうです。

最後に語られた
「本は、友達みたいな存在」という言葉。

読む量ではなく、
どう関わり、どんな時間を重ねてきたか。

本との距離感そのものが、
考え方をゆっくりと育ててくれるものだと
教えてもらったひとときでした。

📖 |感情を、ちゃんと外に出すために

#自作絵本が届ける「本音を外に出す」ことの大切さ

最後に紹介されたのは
自作絵本『幸運を呼ぶ 心のうんこの話』。

くすっと顔が綻ぶタイトルから始まり、
話が進むにつれて、空気はゆっくりと深まっていきます。

感情も、溜め込まずに外に出すことが大切。

「心のトイレ」とは、本音を話せる場所、
気持ちを感じられる場所。

その言葉が、この夜に集まった人たちの中に、
すうっと重なっていくのを感じました。


4. 全員の推し本シェアタイム

今回は、LTで紹介された本に加えて、
参加者全員がそれぞれの“推し本”を持ち寄る時間も。

#新しい一冊と出会える、持ち寄り本コーナー

テーブルの上に並んだのは、
小説、エッセイ、ビジネス書、絵本、現代アートの本、ZINE——
ジャンルも切り口も、本当にさまざま。

刑務所で働く栄養士の視点から描かれた一冊。
歴史の中で生きる人の覚悟を描いた物語。
イライラしたときに心を丸くしてくれる本。
会話や仕事の捉え方を変えてくれた本。

子どもの頃に読んだ絵本を、
大人になった今あらためて手に取る人もいれば、
現代アートの「見方」を教えてくれる一冊を
紹介してくれる方も。

その人が歩いてきたこれまでや、大切にしてきた価値観が、
自然とにじむシェアタイムになっていました。

「こんなときに助けられた」
「今の自分には、これがちょうどいい」
「最近は、後ろの章から読むのが好きで」

そんな言葉が重なり、
会場の空気がほどけていきます。

誰かの“推し本”が、
別の誰かの「次に読んでみたい一冊」へと繋がっていく。

本棚を眺めるように、人の話に耳を傾ける——

この時間もまた、page2ならではのあたたかな風景でした🌜

📚 当日の紹介本をNotionで公開中!
ブックリスト(Notion)はこちらから💁

誰かの想いがこもった本たちが、あなたの新しい一冊との出会いになりますように🌜


5. 交流タイム

イベントの最終には
お決まりの交流タイム!

テーブルに並んだ本を囲みながら、
自然と会話が広がっていきます。

#本を広げて弾む、世代を越えた会話

#誰かの“推し本”から、新しい世界がひらくワクワク感

#日常のふとした記憶や想いが重なる、温かな対話のひととき

本の話から仕事のこと、子どもの頃の記憶、
忙しい日々の中で本を開く時間の話など…

また印象的だったのは
皆さんゆるりと場所を変え、
たくさんの方と接してみえたお姿でした。

「好き」から広がる会話のパワーを
またじんわりと感じた時間でした。


6. 最後に

読み終えても、誰かに話した瞬間から、
また物語が動き出していく…

それぞれの中に、
「次にめくってみたいページ」が
そっと生まれた夜だったと思います。

そして、ご参加くださったみなさま
本当にありがとうございました✨

また本の話の続きを、
ゆるやかにご一緒できたらうれしいです📚

#名古屋・星が丘での読書会「読んで呑んで語る夜 page2」参加者集合写真

✍️ 写真と書き手:スタッフわらび


📢 次回の「読んで呑んで語る夜」は、季節を変えて開催予定です!
詳細はイベントページにてお知らせします!

そして、、、この企画の原点となった「page1」の様子も
こちらから覗けます👀

第1回も、また違った素敵な本と出会いがありました📚