星が丘草花録、はじまりの日

展示を見終えて歩いた道は、木陰が多く、やさしい風がすっと吹き抜けていました。
カメラを手にする人や、小さな子と手をつないで歩く家族。
それぞれが草花とともに過ごす姿を目にして、私もふと心があたたかくなるのを感じます。


江戸時代の浮世絵に描かれた「鳴く虫と植物」

先日、東山動植物園さんへご挨拶に伺う機会がありました。

植物会館では「江戸時代の浮世絵からみた鳴く虫と植物 展」が開かれていて、少し足をとめることに。
浮世絵に描かれた虫や草花には、季節のうつろいを繊細に楽しんでいた昔の人の心が映し出されているようで、耳を澄ませるような気持ちになります。


木陰の道で出会った人と風景

展示を後にして歩く道は、木陰が多く、やさしい風に包まれていました。
カメラを向ける人、小さな子と手をつないで歩く家族…。

それぞれが東山動植物園で草花と過ごすひとときを楽しんでいて、その風景そのものがやわらかな物語のように感じられます。


湿地園で咲くシラタマホシクサ

そして向かった湿地園では、白く小さなシラタマホシクサが水辺に群れて咲いていました。
ひとつひとつが星のようにきらめきながら揺れていて、その可憐さに思わず足をとめる瞬間も。


植物園は、文化と自然が重なる場所

展示と散策と出会いが重なり合ったこの日。

名古屋・星が丘の近くにある東山動植物園は、ただ植物を見るだけではなく、人の心や文化とも静かに寄り添う場所なのだと改めて感じていました。これからも「星が丘草花録」として、ここでの風景を少しずつ綴っていけたらと思っています。


次回展示のお知らせ

植物会館では、9月9日(火)〜9月21日(日)ガイドボランティア作品展」が予定されています!園内を案内するガイドさんたちの視点から植物を楽しめる展示です。季節の草花とあわせて、ぜひ立ち寄ってみてください🌷
👉 詳細はこちら:東山植物園公式サイト